むちうちの原因
首のみが強く振られ、瞬間的に靭帯や筋肉が引き延ばされ痛めてしまいます。
交通事故は普段の生活の中では受けることのないような強い衝撃が体にかかります。
車を運転中や同乗中の姿勢は座った状態でヘッドレストに頭をつけた格好になっていることが多いです。
その状態で衝撃が加わり、車が前後左右に振られてしまいます。
身体はシートベルトにより固定されているので、遠心力が加わり、首のみが強く振られてしまいます。
瞬間的に靭帯や筋肉が引き延ばされ痛めてしまいます。また、振られた頭を引き延ばされた筋肉が止めようと過剰に緊張してしまいます。
衝撃が強いと神経にも影響が及びます。
衝撃がより強く、さらに振られてしまうと神経を引き延ばされ、しびれや知覚障害などが出現します。
バイクなどの事故でヘルメットをかぶった状態で、首を振られると神経が根元から引き抜かれ、治りにくい神経損傷を引き起こしてしまいます。（引き抜き損傷）
振られた勢いで頭部を車内のどこかにぶつけてしまい発生する「頭部打撲」による脳震盪（のうしんとう）などにも注意が必要です
むちうちの症状
症状は事故後１ヵ月ほどしてから現れることもあります。
事故の状況などによって様々ですが、衝撃や体にかかる負担が軽度であれば、だるさ、違和感、張り感などで、日常生活には大きな影響が出ることは少ない傾向にあります。
症状が強い場合（エアバックが出るほどの事故）は、首を動かした際の痛み、可動制限、頭痛、吐き気、腕のしびれ、筋力低下などが現れてくることが多い傾向があります。
神経引き抜き損傷では事故後１ヵ月ほどしてからしびれなどの神経症状が出てくることがあります。
むちうちの治療方法
あいあい接骨院では患者様の症状に合わせたオーダーメイド施術でサポートします。
一般的に交通事故の規模や車の破損程度で治療の期間を定められたりしますが、衝撃の強さだけではケガの状態を判断することはできません。
事故に遭われた方の年齢、既往症（持病や昔の怪我など）によって同じ事故の規模でも治療方法や、治療に必要な期間が変わってきます。
当院では患者様へのヒアリング、各検査など実施後に最適な施術方法、治療期間、通院頻度などを提案し、患者様に合わせた、徒手施術や電気治療によるオーダーメイド施術で症状の改善、後遺症を残さないための施術、日常生活の不安などのご相談など様々な面でサポートいたします。
